眼精疲労のメカニズム

眼精疲労の基礎知識

眼精疲労のメカニズム

現在、眼精疲労が起きる要因として、最も多いのが携帯電話やパソコンなど、長時間の使用による目の疲れから発症します。そして、不眠、食欲不振、異常な疲れ、偏頭痛などの不快症状が続きます。


ものが見えるメカニズムはカメラとよく似ています。光が角膜から入ると、虹彩(こうさい)の中心部にある瞳孔(どうこう)が明るい時には小さくなり、暗い時には大きく広がって光の量を調節します。調節された光は水晶体を通り、(カメラのレンズと同じように)ピント合わせをします。


この水晶体はチン小帯(しょうたい)という繊維状の筋肉で固定されており、チン小帯の収縮や弛緩することで、ピントを調節します。最終的には、入ってきた映像信号を脳に送って初めて、ものが見えることになります。ところが、パソコンなどのモニターを近い距離で長時間見ていると、水晶体を引っ張っている筋肉(チン小帯)が疲れることになります。


つまり、水晶を囲むチン小帯が緊張しっぱなしになって疲弊してしまい、ピント合わせが困難になります。そうすると、目がかすんだり、二重に見えたり、光に対したとき目を開いていられなかったり、痛みで思わず目を閉じてしまったりという症状に陥ります。


私達は日常の生活リズムの中で、顔を洗い、歯を磨き、手を洗い、髪をブラッシングし、綿棒や耳かきで耳をきれいにして、体を石鹸で洗います。しかし、ほとんどの人は目に対しては何のケアもしていません。こんなところからも疲れ目や眼精疲労を誘発しているのです。