眼精疲労の症状
嘔吐・吐き気
嘔吐(おうと)は、「胃の内容物が口から外へ吐き出す」ことであり、吐き気(医学的に「悪心:おしん」)は嘔吐に先立って「胃の中にあるものを吐きたくなる気持ち」をいいます。この嘔吐や吐き気は生命を維持するための1つの防衛反応なのです。
例えば、腐った食べ物を食べたり、飲酒で飲みすぎたりした場合などに嘔吐・吐き気を引き起こします。では、具体的にどのような仕組みで嘔吐・吐き気が起こるのかを見てみましょう。
脳の嘔吐反応中枢が刺激されることによって、吐き気が生じて嘔吐を引き起こします。この嘔吐反応中枢が反応する要因は様々です。飲酒などにより消化管の働きが乱れて、嘔吐反応中枢が刺激されることがあります。また、船や自動車などの乗り物酔い、妊娠初期の吐き気、癌(がん)の化学療法薬などが原因で起こる吐き気・嘔吐なども同様です
では、眼精疲労から何故、嘔吐・吐き気が起きるのでしょうか? 詳細は分かりませんが、自律神経との関わりがあるからだと言われています。ストレスが自律神経を乱すことはよく知られています。また、自律神経は背骨から各器官に分布しています。
ですので、長時間のデスクワークなどは背骨への負担をかけ、仕事の緊張によるストレス、さらに目の疲れも加わり自律神経に負担をかけることになります。自律神経から、その情報を嘔吐反応中枢に伝えられ、嘔吐・吐き気の症状が起きるのです。眼精疲労の吐き気改善には、目のケアと自律神経の調整を行う必要がありそうです。