調節性眼精疲労

眼精疲労の種類

調節性眼精疲労

眼精疲労で圧倒的に多いのが「調節性眼精疲労」で、一般的に、眼精疲労というとこの調節性眼精疲労を指すことが多いです。


調節性眼精疲労は、近くのものを長時間見続けることによって起こる調節機能低下によるもの、遠視や乱視など屈折異常によって起こるもの、年齢による眼機能低下(いわゆる、老眼)によるものの3つがあります。その症状は、目の痛み・目のかすみの他、頭痛・肩こり・めまい・吐き気など全身の不調が発生する場合もあります。


つまり、調節性眼精疲労は目のピントを合わせる機能が衰えたことによる疲れ目が原因で発症するものです。前章の要因別眼精疲労タイプでいうと、眼病(屈折異常)型やパソコンストレス型に相当します。予防・解消には、本人に合うメガネやコンタクトを使用して目の負担を軽くすることが、大前提となります。眼科医などで自分に合ったメガネやコンタクトレンズを作成し、定期的に度数を確認するようにしましょう。ぼやけた状態でものを見ると、症状を悪化することにもなります。


これまでも説明してきた通り、IT機器の発達に伴って調整性眼精疲労の患者は増え続けています。これは日本人だけのことではないのです。例えば、パラオの人々は視力がよいことで定評がありますが、最近はテレビやパソコンの普及などで屈折異常が目立ってきているとのことです。


ということで、長時間の画面注視などはさけ、たまに休憩をとり、遠くを見るようにしましょう。遠くを見ることによって、水晶体の周りの筋肉をときほぐし、少しずつ改善することもあります。(詳細については、「眼精疲労のメカニズム」を参照のこと)