眼精疲労の種類
筋性眼精疲労
筋性眼精疲労は、目の周辺の筋肉異常が引き起こす眼精疲労であり、その原因は以下の通りです。左右の眼球の周りにはそれぞれ6つの筋肉(外眼筋:がいがんきん)、即ち「上直筋」「下直筋」「内側直筋」「外側直筋」「上斜筋」「下斜筋」があり、これら6つの筋肉が協調して眼球の向きを変えているのです。
しかし、いずれかの筋肉が麻痺してしまうと、眼球運動に障害が起こり、見たい方向に左右の視線を正しく向けられなくなり、その結果、眼精疲労となります。
では、この筋性眼精疲労の起こる要因は何かを見てみましょう。眼位異常や輻輳(ふくそう)異常が背景にあります。即位異常として、斜視・斜位・眼筋麻痺の人は、両目で物を見ようとすると正常な人に比べて余計に筋肉を動かさなくてはならず、(目が)疲れやすくなります。
(斜視・斜位については、「眼精疲労に潜む病気」の章を参照ください)輻輳とは、近くを見る時、目を内側に寄せ、1点を見ようとする機能であり、輻輳異常があると同様な理由から目が疲れやすくなります。輻輳異常に場合は、さらに調整異常が加わっていることが多いです。
症状として、頭痛や肩こり、像が二重に見えたりします。このような眼精疲労を感じたら 屈折や調節を含めた両眼視機能検査を受けた後、筋性眼精疲労であれば、プリズム入りのめがねを装用したり、手術をする必要がある場合もあります。遠方視力や眼球マッサージでは治らないので、眼科医に相談してみるとよいでしょう。