VDT症候群

眼精疲労に潜む病気

VDT症候群

VDTとは、「Visual or Video Display Terminals」の略であり、一般的にコンピュータシステムの表示機器(CRT、液晶ディスプレイ)を指します。近年、こうしたOA機器の発達に伴い、「VDT症候群」なる病気が増えてきているのです。


VDT症候群は画面を長時間見続けることによって起こり、眼精疲労からもこの病気に発展することが多いのです。長時間画面を見て作業をしている最中とかに、目の奥に痛みを感じたら要注意です。そのままにしておくと、腰痛・頭痛や肩こりなどの症状を誘発して体の色々な部分に悪影響が出てきます。症状として、目の奥の痛みの他、疲れによる充血・かすみ目、視力低下などがあります。


最近では、企業は、国からVDT症候群の検査(VDT検診)を受け指すように指導されています。ほとんどの場合、年1回の健康診断時に、VDT検診も一緒に行う会社が多いと思いますので、この検診は是非受診しておいた方がよいでしょう。


VDT検診の内容は、目の調節機能を見たり、ドライアイ(後述)を調べたりするなどです。疲れ目の自覚がなくても、予備軍としての症状が発見されることがあります。また、メガネやコンタクトレンズが合っているかどうかも相談できるので、利用しない手はありません。


VDT症候群にならないために、コンピュータの画面を見て仕事をする人は、1時間作業したら10~15分の間、画面から離れて休憩をとるなどしてください。また、画面の向きを正面にしたり、椅子の高さを調節したり、作業環境にも配慮してください。