ドライアイ

眼精疲労に潜む病気

ドライアイ

ドライアイは、英語で「dry-eye」、直訳すると乾いた目ということです。その名の通り、涙の異常によって結膜や角膜が傷つき、目が乾燥するのです。涙は目の乾燥を防ぎ、細菌やウィルスの異物を洗い流すなど、目を保護するために重要な役割を担っています。


その他、角膜へ酸素や栄養を運ぶのも涙の役割なのです。涙の分泌量が減少すると、目に様々なトラブルが発生するようになります。結膜は、まぶたの裏側と強膜(白目)を覆っている半透明の膜であり、眼球と瞼(まぶた)をうまく動くようにしています。角膜は黒目と呼ばれる部分で、水晶体とともにレンズの役割を果たしています。この結膜や角膜が炎症を起こすと、さらなる病気を誘発することにもなります。


ドライアイはその症状から「涙液分泌減少症」や「乾性角結膜炎」などと、難しい名前で呼ばれることもあります。この病気の症状として、「目が充血する」「目がショボショボする」「視界がぼやける」「目が痛い・かゆい」「視力が低下する」など様々です。


しかし、ほとんどの場合は初期には気が付かないことがほとんどなのです。目の充血やかゆみは、目薬を入れたり、休息をとれば回復すると思ってそのまま放置する場合が多々あります。


ドライアイは病気としての認識が低いようですが、ドライアイを放置していると乾燥によって目の表面(結膜・角膜)が傷つき、重度の視力障害にもなり兼ねません。「疲れ目」と思って、そのまま放置せずにきちんと手を打つことが大切なのです。