眼精疲労に潜む病気
結膜炎・角膜炎
結膜とは、まぶたの裏側と強膜(白目)を覆っている半透明の膜であり、角膜とは俗にいう黒目の部分を指します。結膜炎・角膜炎は、それぞれ結膜或いは角膜に炎症が起きる病気です。
結膜炎について説明します。普段、「結膜炎」という言葉は耳慣れしていて、ありふれた軽い病気というイメージを持たれることが多いです。しかし、これがもとで視力障害を引き起こすことも少なくありません。結膜炎には大きく2つのタイプがあります。はやり目やプール熱など「感染する結膜炎」とアレルギー性結膜炎に代表される「感染しない結膜炎」です。
ともに、目の充血、目やにが多く、目がかゆくなるなどの症状を伴います。感染する結膜炎の場合、最も大切なのは人に移さないことです。インフルエンザなどの伝染病のように、家庭・学校・職場などで集団感染することさえあります。感染しない結膜炎の場合もありますが、まずは感染するものと思って同じタオルや目薬の使用を避けるようにしてください。
次に角膜炎について説明します。「角膜炎」というのは聞きなれないかもしれませんが、結膜炎と同じようなものなです。角膜の炎症によって、細菌・ウィルス・カビなどが侵入して感染を引き起こします。目の充血、目の痛み、まぶたの腫れ、目がショボショボ、視力低下などが主な症状です。角膜炎の場合、症状を悪化させると失明する「角膜潰瘍」という恐ろしい病気になることもあります。
いずれにせよ早めの眼科医受診をお勧めします。目の検査を受け、症状を把握した後、適切な対策を行ってください。